だるまとは
インドのとある国の第三王子として生まれ、中国へ渡り仏教を教えて旅をしていた実在の人物です。
「ダーマダ」という呼び名が日本に伝わり「だるま」となりました。
インドのお坊さんが赤い布を巻いて座禅をしている姿です。
手足はあります。
だるま様が仏教を伝えていた時代は、お釈迦様から28代目とされていて、その時代にお坊さんを崇めすぎ、仏教が人々を助けるどころか、高額な寄付をさせたりしていた様子を見て、だるま様は悩み、山寺へこもって、9年も壁に向かって座禅しました。
そして、「悩みは自分が作り出しているものだ!」というお悟りを開きました。
9年も座禅していたから手足がなくなった!と言われていますが、そうではないようです。
山での座禅は楽ではありません。
山道は険しく、獣に襲われるのです。
だるま様の身を守る動きを「教えてください!」と山にいる修行僧に教えたのが、少林寺拳法の始まりとも言われているようです。
凛々しくてカッコイイです!
だるま様の眼光は金色の光だったと書かれた書物があるようです。
縁起物として人気のだるま様。
さて、その縁起とは何なのでしょう。
二つあります。
一つ目は
目標設定です。
だるま様と言えば、開眼。
眼を書き入れますね。
これは、目標設定のことです。
願い、叶えたいこと、欲しい状態。
健康、成績、豊かさなど。
始めに両目を入れることで、目標に焦点を当て、何が必要で何が不必要か、余計な考えを持っていることに気付き、シンプルに身軽に、自分の軸を整える瞑想をしているお姿です。
要点は
目標設定と断捨離です。
二つ目は、まあるいお姿です。
物事は球体のようなもの。
どの視点から観るかによって、受け取り方も、湧き上がる感情も変わってくるのです。
だるま様がお悩みなっていた仏教の状態。
それをどの視点から観るかによって、腹立たしくもなり、学びにも観え、豊かさにも観える。
あなたのお悩みを球体で観るとどのように見えますか。
「球体のような視点」を思い出させてくれるのが、だるま様のまあるいお姿です。
王道のだるま様の縁起は。。。
目標設定をし、物事の視点を変えて見極め、不要な考えやモノは、もったいないと感じても勇気を持って捨てていくと、願いは叶う。
もったいない、と思うことは、「本当は要らない」ということなのです。
両目を開眼しただるま様をみて、目を入れた時の初心に返り、視点を変えてみると、いまするべきことが思いつくことでしょう。
まっすぐな視線
七転び八起きの諦めない自分の大切な想い
あなた様の益々の発展を祈念しております。